10/9中医協・傍聴レポート

本日の個別事項は「がん対策」「腎代替療法」「移植医療」の3つがテーマでした。医療課の説明および議論の一部を紹介しますと、「がん対策」では、平成30年度改定から末期心不全が緩和ケア診療加算の対象となったことを受け、他の緩和ケアに係る評価の見直しの必要性が論点に上がりました。「腎代替療法」は、新しい腎性貧血治療薬導入に伴う評価の見直しや、慢性腎臓病患者への移植を含めた腎代替療法に関する情報提供を推進するための評価の見直しなどが論点に上がりました。「移植医療」では、臓器提供施設や担当医の負担が大きいことを踏まえつつ、ドナーや家族の意向に沿った臓器提供を円滑に進めていけるような評価のあり方などが論点にあがりました。なかでも「腎代替療法」の議論の中で、透析患者数は約33万人で毎年約5000人ずつ増加しているとあり、治療に係る診療報酬の議論だけでなく、透析予防・重症化予防といった「予防」を強化することの必要性に関する委員の発言が印象に残りました。

Nursing Nowキャンペーン実行委員会 参加報告

令和元年10月2日に日本看護協会にてNursing Nowキャンペーン実行委員会が開催され、事務局・小野田が参加いたしました。看保連の取り組みとして、ホームページへのキャンペーンロゴの掲載、メール署名へのキャンペーン特設サイトリンクの掲載、各種イベントでのキャンペーン参加のアピールなど、様々な活動を報告してまいりました。その他、「看護の日・看護週間」制定30周年・ナイチンゲール生誕200周年の節目となる2020年に開催される“Nursing Nowフォーラム・イン・ジャパン”の企画などが話し合われ、日本の看護を国内外にアピールすべく盛り上がりを見せております。そして、実行委員会の最後には、出席者でキャンペーンロゴを持っての記念撮影も行いました。